人と、目覚まし

昔の人は、どうしていたのだろう?

皆さんは目覚まし時計をかけていますか?私は毎朝6時30分にセットしていますが、歳のせいなのか、いつもその前に目覚めてしまいます。でも、この寒い季節は目覚めていてもなかなかお布団から抜け出せないですよね。春がほんとに待ち遠しいです。

ところでふと気になったのですが、目覚まし時計がない昔は、人は毎朝、決まった時間にどうやって起きてきたのでしょうか。調べてみると、古代ギリシアで、かのプラトンが目覚まし時計をつくったのだとか。その目覚まし時計の仕組みは、水時計の中を流れる水を利用するもので、夜、注ぎはじめられる水が、朝、溢れるようにしておき、その溢れた水が、銅の玉を転がし、たらいの上に落ちて大きな音が鳴るようにしたのだそうです。何だかちょっとコントっぽい目覚まし時計ですよね。

自然の時間とともに暮らしていた日本人

江戸時代、時間を知らせていたのは、お城や寺の鐘だったそうです。今は1日を24時間に分割していますが、江戸時代までは時代は昼と夜に分けて各々を6分割。これが時代劇でも出てくる1刻なんですね。

1刻は春分秋分の日は約2時間ですが、冬は昼の1刻が短く夜は長くなり、夏は昼の1刻が長く夜は短くなります。これでいくと、夏至の場合、昼の1刻は約165分、夜の1刻は約75分と倍以上も違うというのですから、何と自然に即した時間の考え方でしょうか。この時間の分け方だと、いつの季節も明け六ツの鐘を聞いてから起きれば、身じまいをすますころに明るくなるそうで、昼間の時間を最大限に利用できるのです。無駄なエネルギーを使わず、日本中が最先端のエコロジカルな生活を送っていたのですね。

目覚まし時計の話から、思わぬところに行き着きましたが、日の出とともに起きて働き、暗くなれば帰って休むという生活。そして時間を人間のペースに合わせて暮らしていた時代。今に比べるとすべてが、目分量でのんびりしていたのでしょうね。ちょっとうらやましい。

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