生のまま冷凍できる野菜・加熱してから冷凍できる野菜
最終更新日：2024/03/04
「野菜を冷凍保存したけどおいしくない、まずい」という経験がある方もいるかもしれません。
野菜には、「生のままでの冷凍が向く野菜」と「加熱してからの冷凍が向く野菜」があります。
いずれの場合も、野菜をおいしく冷凍保存するには次のコツを押さえましょう。
野菜には、「生のままでの冷凍が向く野菜」と「加熱してからの冷凍が向く野菜」があります。
いずれの場合も、野菜をおいしく冷凍保存するには次のコツを押さえましょう。
■野菜を冷凍保存するコツ
・水分を取り除く
・空気に触れさせない
・急速冷凍する
・食べる時は加熱調理がおすすめ
・保存期間は長くても一カ月
・水分を取り除く
・空気に触れさせない
・急速冷凍する
・食べる時は加熱調理がおすすめ
・保存期間は長くても一カ月
まず、野菜は水分をしっかり拭き取ります。
また、空気に触れると品質が落ちやすいため、ラップでぴったりと包んだり、フリーザーバッグなどの保存容器に入れたりして空気に触れないようにします。
おいしさを保つには素早く冷凍することも大切。
野菜はなるべく平らにして、熱伝導の良い金属トレイなどを敷いて冷凍すると効果的です。
冷凍した野菜を食べる時は、自然解凍だとドリップと呼ばれる汁気が出て味や食感が悪くなりやすいため、凍ったまま加熱調理がおすすめです。
保存期間は長くても一カ月を目安に、早めに食べ切りましょう。
また、空気に触れると品質が落ちやすいため、ラップでぴったりと包んだり、フリーザーバッグなどの保存容器に入れたりして空気に触れないようにします。
おいしさを保つには素早く冷凍することも大切。
野菜はなるべく平らにして、熱伝導の良い金属トレイなどを敷いて冷凍すると効果的です。
冷凍した野菜を食べる時は、自然解凍だとドリップと呼ばれる汁気が出て味や食感が悪くなりやすいため、凍ったまま加熱調理がおすすめです。
保存期間は長くても一カ月を目安に、早めに食べ切りましょう。
生のまま冷凍できる野菜
生のままでの冷凍が向いている主な野菜は次の通りです。
- しめじやエリンギなどきのこ類
- トマト
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
- しょうが
- にんにく
- 大根おろし
- 長芋のすりおろし
きのこやトマトは冷凍することでうまみが増すと言われています。
ネギやしょうがなどの香味野菜や、大根おろし、長芋のすりおろしも生のまま冷凍できます。
ネギやしょうがなどの香味野菜や、大根おろし、長芋のすりおろしも生のまま冷凍できます。
加熱してから冷凍できる野菜
加熱してからの冷凍が向いているのは、主に次の野菜です。
- アスパラガス
- いんげん
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
これらの野菜は、生で冷凍する方法もありますが、加熱してから冷凍する方が食感を保ちやすくなります。
使いやすい大きさに切って加熱したら、粗熱を取って水分を拭き取ることも忘れないようにしましょう。
使いやすい大きさに切って加熱したら、粗熱を取って水分を拭き取ることも忘れないようにしましょう。
野菜ごとの冷凍保存の方法
ここでは、野菜ごとの冷凍保存の方法をご紹介します。
きのこ類
しめじやエリンギ、えのきだけなどのきのこ類は石づきを取り、小房にしてフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。凍ったまま炒め物やスープなどに使えます。
トマト
トマトやミニトマトはヘタを取り、丸ごと、または食べやすい大きさに切って、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
冷凍したトマトやミニトマトは、流水にあてるとツルっと簡単に皮がむけて便利です。
凍ったまま煮込み料理やスープ、炒め物などに使えます。
冷凍したトマトやミニトマトは、流水にあてるとツルっと簡単に皮がむけて便利です。
凍ったまま煮込み料理やスープ、炒め物などに使えます。
玉ねぎ
玉ねぎは薄切りやくし切り、みじん切りなど使いやすい形状にカットし、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。調理する時は凍ったまま使えます。
冷凍した玉ねぎは細胞壁が壊れることにより、短時間で火が通るのもメリット。
飴色玉ねぎも時短で作れます。
冷凍した玉ねぎは細胞壁が壊れることにより、短時間で火が通るのもメリット。
飴色玉ねぎも時短で作れます。
ネギ・ニラ
ネギやニラは用途に合わせて小口切りなど使いやすい形状にカットし、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。調理する時は凍ったままスープやチヂミなどに使えます。
しょうが・にんにく
少量ずつ使うしょうがやにんにくも冷凍できます。すりおろしやみじん切り、薄切りなど、使いやすい形状にしたものをフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったままカレーや炒め物、スープなどの加熱料理に使えます。
凍ったままカレーや炒め物、スープなどの加熱料理に使えます。
大根おろし・長芋のすりおろし
大根おろしや長芋のすりおろしは、生のまま冷凍でき、自然解凍して食べられる野菜です。
一食分ずつラップに包んだものをフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
長芋のすりおろしは、変色を防ぐために数滴のお酢を混ぜて冷凍するのがおすすめです。
一食分ずつラップに包んだものをフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
長芋のすりおろしは、変色を防ぐために数滴のお酢を混ぜて冷凍するのがおすすめです。
アスパラガス・いんげん
アスパラガスは根元を切り落とし、下半分の皮をむき、使いやすい長さに切ります。
いんげんは筋を取り、使いやすい長さにカット。どちらも塩を入れたお湯でかために茹でます。
水にさらして粗熱を取り、水分を拭き取ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったまま加熱調理に使えます。
いんげんは筋を取り、使いやすい長さにカット。どちらも塩を入れたお湯でかために茹でます。
水にさらして粗熱を取り、水分を拭き取ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったまま加熱調理に使えます。
キャベツ・白菜
キャベツと白菜は、使いやすい形状にカットして、500Wの電子レンジで1～2分加熱します。
粗熱が取れたら水分を拭き取り、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったまま炒め物やスープなどに使えます。
粗熱が取れたら水分を拭き取り、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったまま炒め物やスープなどに使えます。
ブロッコリー
ブロッコリーは小房に分け、塩を入れたお湯で30秒ほどかために茹でます。
水にさらして粗熱を取り、水分を拭き取ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍します。
凍ったまま加熱調理して使えます。
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凍ったまま加熱調理して使えます。
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野菜は冷凍保存でおいしく長持ち！
野菜を冷凍保存すると、傷みにくく長持ちする、調理の時短になる、種類によってはうまみが増すなど、多くのメリットがあります。
少しずつ使いたい香味野菜や、手間がかかる大根おろしなども冷凍保存しておけば、使いたい時にサッと使えて便利ですね。
野菜はビタミンやミネラルなど、健康を保つための栄養素が詰まっています。
新鮮なうちに冷凍して色々な料理に使いましょう。
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