モリンガとは?キレイも叶えるスーパーフード

最近SNSで話題になっているモリンガ(Moringa)をご存知ですか?

一言でいえば“木”なのですが、ただの木ではなく奇跡の木と呼ばれている木なのです。

そんなモリンガは新たなスーパーフードとして注目されていて、きれいに元気に生きたいと願う女性を中心に人気急上昇中です。

そこで今回はモリンガの正体に迫り、どんな美容・健康効果が期待できるのか、どうやって体に摂り入れればいいのかについてわかりやすくご紹介していきます。

今大注目のモリンガについて、一足先に詳しくなってしまいましょう!

■モリンガって?

和名はワサビノキ

モリンガはアフリカやインド、東南アジアなど気温の高い地域で栽培されている植物で、丸くかわいらしい葉を茂らせて成長します。和名は「ワサビノキ」といい、沖縄や九州でも見ることができる植物です。

奇跡の木という名前の他にも、生命の木薬箱の木母親の友などと呼ばれていて、世界各地で薬草として珍重されてきました。

アーユルヴェーダにも聖書にも登場!

モリンガの歴史をひも解いてみると、インドの伝統医学アーユルヴェーダに「特別な木」として登場したり、旧約聖書の中でモーゼの行く先々に必ずある木と記されたり、古代エジプトの壁画に描かれ、そのオイルをあのクレオパトラが愛用していたといわれるなど、かなり古くから人々の健康や美容を支えてきた植物だということがわかります。

■どんなところがすごいの?

モリンガはなんだかすごいらしい!というのはお分かりいただけたと思うのですが、具体的にはどんなところがすごいのかをここからご紹介していきます。

栄養素がなんと90種類以上も

モリンガのすごさは、栄養素が他の植物とは比較にならないほどたくさん含まれているところにあります。タンパク質、脂質、糖質、食物繊維はもちろんのこと、ミネラル、ビタミン、必須アミノ酸、ポリフェノールなどなど、90種類以上もの栄養素が一つの植物に含まれているのです。「地球上で発見された食べられる植物の中で最も栄養価が高い」と研究者に言わしめるほどなんですよ。

◆モリンガの主な成分◆

三大栄養素等 タンパク質 資質 炭水化物 食物繊維
 ビタミン ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン パントテン酸 ビタミンB6 ビオチン ビタミンC ビタミンD ビタミンE ビタミンK βカロチン 葉酸
 ミネラル ナトリウム カルシウム リン 鉄 カリウム マグネシム 亜鉛 銅 マンガン モリプデン
必須アミノ酸 パリン ロイシン イソロイシン リジン ヒスチジン フェニルアラニン メチオニン スレオニン トリプトファン
アミノ酸 アルギニン チロシン アラニン グリシン プロリン グルタミン酸 セリン アスパラギン酸 シスチン
その他 ギャバ ポリフェノール イノシトール コリン

種類だけでなく量も多い

モリンガには、驚くほどたくさんの種類の栄養素が含まれていていることがわかりましたが、実はその量もすごいんです。

タンパク質 牛乳の2倍 カルシウム 牛乳の20倍
鉄分 ほうれん草の6倍 カリウム バナナの3倍
ビタミンA 人参の4倍 マグネシウム 卵の36倍
ビタミンB1 豚肉の4倍 食物繊維 ごぼうの5倍
ビタミンB2 いわしの50倍 葉酸 ほうれん草の5倍
ビタミンC オレンジの7倍 ポリフェノール 赤ワインの8倍
ビタミンE モロヘイヤの15倍 ギャバ 発芽玄米の30倍

また、スーパーフードのひとつとして有名なアサイーはポリフェノールが豊富なことで知られていますが、モリンガにはその9倍の量が含まれているといいます。これだけ含有量が多ければ、健康のために必要な栄養素を効率よく摂ることができますね。

ダイエットフードとして注目されるチアシードと比べても、ビタミンや必須アミノ酸の量はモリンガの方が多いなど、とても頼りになる植物なのです。

捨てるところがない

モリンガは捨てるところがない植物といわれていて、葉、花、茎、根、種、鞘、さらには樹皮や幹に至るまですべてを利用することができます。東南アジアでは、食卓に並ぶ食材としてもおなじみだそうですよ。

地球にも優しい

ここまででも十分すぎるほど素晴らしいポテンシャルを持つモリンガですが、さらにすごいことに地球にも優しい植物であることがわかっています。それは、他の植物よりも20倍近くのCO2を吸収するので、地球温暖化防止にも一役買っているのではないかといわれている点です。

さらに、モリンガの種には水の不純物を沈殿させる浄化作用があり、根や茎には地中の有害な重金属を吸収して浄化する働きもあるなど、地球環境にも優しく働きかけているのです。

■どんな効能があるの?

続いて気になってくるのはどんな効果や効能があるかです。モリンガには、なんと300以上もの薬効効果があるといわれています。セレブが注目しているぐらいですから、きれいになる効果も期待しちゃいますね。

抗酸化作用でアンチエイジング

私たちが吸い込んだ酸素の一部は活性酸素となって細菌類を退治してくれるのですが、ストレスや紫外線、喫煙などで増えすぎると細胞を錆びつかせてしまいます。これが老化の原因です。

モリンガにたくさん含まれているポリフェノールにはこの錆つきを抑制してくれる高い抗酸化作用があるので、アンチエイジングやがん、生活習慣病などの病気を予防する効果が期待されています。

デトックス作用がすごい

モリンガにはごぼうの5倍、レタスの28倍もの食物繊維が含まれているので便秘にも効果が期待できます。便秘は体内に毒素をため込んでいる状態なので、肌荒れを引き起こし、内臓にもダメージを与えてしまいます。モリンガのデトックス作用で体の中からきれいにしていきたいですね。

血糖値をコントロール

モリンガには、糖尿病患者に処方される薬と同程度の血糖値を下げる効果があるともいわれています。血糖値が気になる方にはうれしい情報ですが、すでに病院で処方された薬を飲んでいる方が併用すると血糖値が下がりすぎる危険性があるので注意が必要です。

悪玉コレステロールを減らす

体に良い油として知られる不飽和脂肪酸のひとつ、オレイン酸を豊富に含んでいるので、悪玉コレステロールを減少させて善玉コレステロールを増やし、健康に導いてくれます。

抗炎症作用で花粉症にも

モリンガには炎症を抑える働きがあるので、花粉症や喘息などのアレルギー疾患にも効果が期待できるそうですよ。

疲労を回復して元気に!

体になくてはならない栄養素なのに、体内では作れずに食べ物で摂取する必要がある必須アミノ酸をすべて含んでいるのがモリンガです。必須アミノ酸はエネルギーになり、細胞を修復する働きをするので、私たちを元気にしてくれます。

GABAで集中&リラックス

発芽玄米で一躍脚光を浴びたGABA(ギャバ)は、脳の血流を良くして脳細胞に酸素をたくさん供給するので、記憶力の向上や認知症予防にも効果があるとされています。

モリンガは発芽玄米の30倍のGABAを含むといわれているので、その効果には期待が持てそうですね。また同時に、神経の興奮を抑制して緊張をやわらげるので、リラックス効果ももたらしてくれます。

BCAAがエクササイズを楽に!

必須アミノ酸のうち、パリン・ロイシン・イソロイシンの3つをまとめてBCAAと呼んでいます。BCAAは筋肉の状態を維持したり増やしたり、エネルギーになるなど、筋肉を様々にサポートする栄養素です。アスリートも注目するBCAAは、私たちがエクササイズをする時の疲労感も軽減してくれます。

安眠に導く

夜になると眠くなるのは、メラトニンというホルモンが分泌されるからなのですが、この原料となるのが必須アミノ酸のひとつ、トリプトファンです。モリンガにも含まれているので、寝つきが悪いと悩んでいる方におすすめです。

オイルでしっとりなめらか肌に

捨てるところが一切ないといわれるモリンガ。その種から絞ったオイルは、色も香りも味もないさらっとしたオイルとして、食用や肌・髪のケアに重宝されています。古くはクレオパトラ、今では美意識の高いセレブ達に愛用されているのです。

■どうやって摂り入れたらいいの?

モリンガはいろいろな形に加工されて、簡単に体に摂り入れられるようになっています。

例えば、見た目はまるで抹茶のようなパウダータイプ、葉の形を残したお茶、粒やカプセルになったサプリメントなど、好みに合わせて選ぶことができます。

パウダータイプはアレンジの幅が広く、ミルクに入れたり、スムージーにしたり、ヨーグルトにかけたりと手軽に使えて人気です。カレーにかけるのもおすすめだそうですよ。

お菓子作りが好きな人は、クッキーやマフィン、パウンドケーキなどに入れてヘルシースイーツを楽しんでいるようです。

気になるお味ですが、パウダーは抹茶やヨモギの味に似ているといわれ、お茶は香ばしくて麦茶やコーン茶のようだといわれています。味が気になる方は、サプリメントで摂り入れてみるとよさそうですね。

妊婦さんは注意が必要

厚生労働省のホームページには、高濃度のモリンガをラットに与えたところ流産がみられたという妊婦さんへの注意喚起がされています。危険を避けるためには、妊娠中はモリンガを摂取することは控えたほうがよさそうです。

厚生労働省 Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ※)について

■地球の恵みを受け取ろう!

モリンガは、その全てが人や地球のために存在するような、まさしくミラクルな植物です。あまりにいいことばかりで信じられないような気もしてしまいますが、地球からの贈り物と考えてみるのはどうでしょうか。

気負わず試したらすんなりはまった、そんな風にわたしたちに自然に寄り添ってくれるのがモリンガなのかもしれません。

  

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白井はな

お米が大好きで、毎日お刺身定食が食べたいと願っている主婦ライターです。 言いたいことを柔らかく伝えられる大和言葉に癒され、文例集を愛読書としています。 「知識は身を助ける」をモットーに、念入りな情報収集も得意。 そんな毎日で得た知らないともったいないお役立ち情報を、みなさんのきれいと元気のためにお届けします。