新潟県 南魚沼市大木六新田
越後塩沢農家 武右衛門
地元のおっかちゃん達の米づくり
私の生家はお米の専業農家でした。
お父さんやおじいちゃんが農作業をしている近くで 田んぼにいるカエルや魚を捕まえたり、 お父さんの背中につかまって コンバインに乗せてもらったり・・・そんな昔の事を今でも覚えています。
小さいころから身近にお米づくりを感じ、お手伝いをしながら育った事もあり、 同じお米農家の舘野家に嫁ぎ、農家として生計を立てる事には 何も抵抗ありませんでした。
そんな私の中で意識が変わったきっかけがあります。
それは夫が農作業中の事故で入院した事です。
幸いにも命に別状はありませんでしたが、これまで 夫の顔と名前で販売していたお米がこれから売れなくなってしまうのでは ないかと不安になりました。
「私が一人になったとしても田んぼは守っていかないと・・・」
そんな思いが今まで夫頼りだった私の意識を変えました。
私たち武右衛門は地元のおっかちゃんが集まってお米づくりをするグループです。
地元の農家では高齢化が進んでおり、私と同じように夫婦でお米づくりをしていて、旦那さん頼りになっている農家がほとんどです。
そんな農業に携わる女性、おっかちゃんが集えるグループになっていけれればと考えております。
そして、旦那さんだよりになっている農家女子が、自分の考えで農業に携わっていける道しるべになっていければと考えております。
わたしたちの紹介
テレビで紹介された事がある農家です!
2016年6月27日(土曜)19:00、TV朝日にて放送された『世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団』に私達、舘野家と武右衛門スタッフを紹介して頂きました。
当社のお米作りの様子を海外のお米作りのプロに紹介させて頂きました。
私達にとっても、TV出演はまさかの事で、海外のプロの方の前で紹介する・・・という事で、とても刺激になりました。
ちなみに私は皆さんにご飯を振る舞う場面でちょっとだけ出演しています!
このような機会を頂き、本当にありがとうございます。
視察団の皆さま、とても興味深い交流ができました。
ありがとうございます。
せっかく頂いたこのご縁が長く続けばと願っております。
最後に放送をご覧頂いてご感想をくださった視聴者の皆様、とても励みになりました。
ありがとうございます。
*写真には一部モザイクを入れさせて頂きました。
申し訳ありません。
こども食堂への寄付を行なっております。
社会貢献活動の一環として、こども食堂へお米の提供も行っております。
写真はねりまこども食堂さまから頂いた感謝状です。
5年ほど前からお米やお餅、スイカなどを送らせて 頂いておりました。
食堂に通う子供たちの食事風景と、子供たちの「ありがとう」の詰まった とても心温まる感謝状でした。
ありがとうございます。
お米づくり一筋 正徳5年(西暦1510年)以前からつづく伝統農家
武右衛門は越後塩沢の大地で500年にわたりお米づくりを続けるお米農家です。
代々伝わる武右衛門の過去帳によると最古の記録は正徳5年(1510年)の記録のある由緒正しい農家です。
先代の時代より収穫した稲を毎年一株ずつ保存し居間の鴨居にかけて、その年々のお米の出来栄えを残してきました。
家に吊り下げた稲わらの長さと秋に実った稲を比べ、その年の作況を調査し、米作りに役立てています。
鴨居の稲の数はついに70を超え、これからも増えていくでしょう。
脈々と受け継がれてきたお米づくりの技術と心で、これからも皆様に美味しくて安全に食べられる お米を作り続けていきます。
日本一コシヒカリの栽培に適した土地 塩沢地区
大自然が生み出す極上の魚沼米、それが「しおざわコシヒカリ」です。
旧塩沢町は他の地区に比べ特に地力が高く、化学肥料の使用量が他地区の約半分で同じ収量が確保できます。
また魚沼盆地特有の土壌と気候、自然豊かな豪雪地帯ならではのミネラル分を多く含んだ豊富な伏流水は「しおざわコシヒカリ」に特別なつや、香り、粘り、甘味を与えます。
『お米栽培に適した特別な土壌と環境の地域で減農薬で栽培される』
これが塩沢産コシヒカリのおいしい理由です。
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