広島県 三原市
八天堂
八天堂は今から80年以上も前、広島の三原で誕生しました。当時は人々の生活が苦しいとき。「甘くておいしい和菓子を通じて、少しでも周りの人たちを元気づけたい」という想いではじまりました。
戦後になると、西洋文化が浸透したことで、八天堂も「和」から「洋」へと変化のときを迎えます。初代の思いを受けつぎながら、時代に沿ったあたらしいお菓子が次々うまれました。
そして今、八天堂はさらに変わろうとしています。
長年うけついだ「和」と「洋」の技術を融合させ、生まれたくりーむパンは、広島から全国へ、さらには、シンガポール、香港、カナダと海外にまで広がっています。
くりーむパンが世界中で共通のことばになる日まで、わたしたちは走りつづけます。
わたしたちの紹介
「八天堂」名前の由来
昭和八年、広島県三原市に開店した小さな和菓子屋「八天堂」名前の由来は、
初代 森光香は店舗の名前を考える際、地元にある「八天堂」というお堂に関心を持ちました。
「昔から地元にあり親しまれているお堂「八天堂」の様に、自身の和菓子屋も地元から親しまれ、愛されるお店にしたい。」 そのような思いから、初代 森光香は「八天堂」という名前を、そのまま店舗の名前に使えないものかと考えます。
もちろんお堂は地元の人たち皆さんのものですから、勝手に名前を使うわけにはいきません。初代 森光香は地元の人たちに相談をしたところ、どなたも快く「八天堂」という名前を使うことを賛成してくださいました。 そうして昭和八年、広島県三原市に開店した小さな和菓子屋は「八天堂」と名乗ることとなったのです。
ふんわか、とろりんくりーむパンの美味しさの秘密
クリームパンは、もともと八天堂でパンを作っていたときから、多くのお客様からお褒めの言葉を頂いていたものでした。
しかし、もっともっと美味しいクリームパンができるはず。
今よりもっとくちどけが良く、時間がたっても柔らかい、飽きの来ないパンができるはず。
そう考えて1年半の歳月を費やし、数えきれないくらいの試行錯誤の末、生まれてくれたのがこの【くりーむパン】です。
何度食べても飽きの来ない、そして2個目も食べられるようなあっさりした「お品」に仕上がりました。
八天堂は、あくまでも”おいしさ”と”品質”を追求し生地、クリームに至るまで、手作業にこだわります。
プレミアムフローズンくりーむパンができるまで
もともと八天堂では店舗での販売に加えて冷蔵による通信販売を行っていました。
しかし冷蔵では賞味期限が短いため、お届けできる地域などは限定されていました。
その中で、日本全国のお客様に八天堂のくりーむパンをお届けしたいという強い想いから、レシピを改良し冷凍でもおいしく召し上がれるプレミアムフローズンくりーむパンが誕生しました。
店舗で販売されているしっとり滑らかなくちどけを、冷凍されたものを冷蔵解凍するだけでお楽しみいただける為、現在では八天堂ファンのみならず様々なお客様に愛される一品となっています。
精いっぱいの心をこめてお創りしています
昭和8年に創業した当店では、常に様々な角度から「八天堂らしいお品とはどのようなものか」と試行錯誤を繰り返してまいりました。
どのようなものであれば、お客様に喜んでいただけるのか?また、少しでも多くのお客様にそれをお届けするためにはどうすれば良いだろうか?と考え続け、平成18年に現在の看板商品である「くりーむパン」が誕生しました。冷蔵なのに食感は軽く、ふんわりと口の中で生地とクリームが溶けていくくりーむパンが完成した時の感動は、今も昨日のように思い出します。
お手に取っていただいたお客様には必ず喜んで頂けるよう、皆で精いっぱいの心をこめてお創りしています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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