秋田県鹿角市のりんご農家、兎澤忠良です。
実家はりんご農家でありましたが、就農以前は好きなマラソンで将来は教員など指導者を目指して大学、社会人の26歳まで実業団で競技を続けていました。
子供の頃からの練習場所はりんご畑の周りでしたが、農薬散布作業中の畑をの周りを走っていると体にかかったりすることがあり、「農薬を吸う度に記録が悪くなる」と思い込んでいた私はりんご栽培が嫌いでした。
学生、実業団時代に住んでいた寮に実家からりんごがよく送られて、チームメートや同僚にお裾分けするとすごく喜ばれました。次第に実家のりんごに誇りを持つようになり、祖父の他界をきかっけに実家のりんごを継ぐことを決意し、走ることを辞め指導者の道も諦め秋田に帰郷をしました。
指導者の道はなくなっても、食でアスリートを支え育てることも出来る！と、走っていた情熱をりんごに全てを費やすことを決意しました。