食べるタイミングで味が変わる?「 生カマンベールチーズ」実食レポ ート
最終更新日：2023/05/01
カマンベールチーズと聞いてどんな味を想像しますか？
「スーパーなどでも手軽に買えるカマンベールチーズですが、できたてのカマンベールチーズの味はお店で並ぶものとまったく違うんです」
そう教えてくれたのは、北海道日高町の山間部ある俱里夢（クリーム）牧場で家族のように育てた牛から乳を搾り、その牛乳でチーズをつくり続けているチーズ工房1103の伊藤さん。夫婦ふたりで営まれている小さな工房で、ひとつひとつ丁寧に心を込めてつくることにこだわっています。
そんなチーズ工房1103が自信を持っておすすめするのが「生カマンベールチーズ」。先ほど、伊藤さんが話してくれたように、できたてのカマンベールチーズは私たちが想像するカマンベールチーズの味とは全くと言っていいほど違うのだそう。続けて、伊藤さんは言います。
「できたては固めで程よい酸味があって、白カビのクセがないのでカマンベールチーズが苦手な人にも好評です。そこから乳酸菌と白カビによって発酵が続き、ゆっくり熟成して濃厚な味へと変化していきます」
熟成とは、食べものを寝かせることによってうまみや風味を引き出すこと。
私たちが普段目にするカマンベールチーズはロングライフタイプと呼ばれるもので、白カビによる熟成がある程度進んだ段階で加熱殺菌することにより、乳酸菌やカビの働きを止め風味が変化するのを抑えています。一方、チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」は自宅に届いてからも熟成が進むため、食べるタイミングによって味の変化が楽しめるのです。
濃厚ですこしクセのある熟成カマンベールチーズも好きですが、できたてのカマンベールチーズも気になります。そこで、チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」を実際にお取り寄せ。届きたてのものと、一ヶ月ほど寝かせたものを食べ比べしてみました。
「スーパーなどでも手軽に買えるカマンベールチーズですが、できたてのカマンベールチーズの味はお店で並ぶものとまったく違うんです」
そう教えてくれたのは、北海道日高町の山間部ある俱里夢（クリーム）牧場で家族のように育てた牛から乳を搾り、その牛乳でチーズをつくり続けているチーズ工房1103の伊藤さん。夫婦ふたりで営まれている小さな工房で、ひとつひとつ丁寧に心を込めてつくることにこだわっています。
そんなチーズ工房1103が自信を持っておすすめするのが「生カマンベールチーズ」。先ほど、伊藤さんが話してくれたように、できたてのカマンベールチーズは私たちが想像するカマンベールチーズの味とは全くと言っていいほど違うのだそう。続けて、伊藤さんは言います。
「できたては固めで程よい酸味があって、白カビのクセがないのでカマンベールチーズが苦手な人にも好評です。そこから乳酸菌と白カビによって発酵が続き、ゆっくり熟成して濃厚な味へと変化していきます」
熟成とは、食べものを寝かせることによってうまみや風味を引き出すこと。
私たちが普段目にするカマンベールチーズはロングライフタイプと呼ばれるもので、白カビによる熟成がある程度進んだ段階で加熱殺菌することにより、乳酸菌やカビの働きを止め風味が変化するのを抑えています。一方、チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」は自宅に届いてからも熟成が進むため、食べるタイミングによって味の変化が楽しめるのです。
濃厚ですこしクセのある熟成カマンベールチーズも好きですが、できたてのカマンベールチーズも気になります。そこで、チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」を実際にお取り寄せ。届きたてのものと、一ヶ月ほど寝かせたものを食べ比べしてみました。
チーズを熟成してみよう
届きたての「生カマンベールチーズ」はまだ表面に近い部分しか熟成が進んでおらず、できたてチーズの風味があります。
日が経つと、乳酸菌と白カビが働き、ゆっくりと熟成して濃厚な味へと変化していきます。 出来立てと熟成後では全く味が変わるとのこと。届きたてを味見した後は切り口にラップをあてて冷蔵庫で15〜30日ほど保存して、自宅で熟成体験をしてみましょう！
※ 少しずつ味が変化していくので、お好みの熟成加減を見つけてみてください。
日が経つと、乳酸菌と白カビが働き、ゆっくりと熟成して濃厚な味へと変化していきます。 出来立てと熟成後では全く味が変わるとのこと。届きたてを味見した後は切り口にラップをあてて冷蔵庫で15〜30日ほど保存して、自宅で熟成体験をしてみましょう！
※ 少しずつ味が変化していくので、お好みの熟成加減を見つけてみてください。
届きたての「生カマンベールチーズ」を実食！
2023年12月6日（火）実食
まずは見た目。市販のカマンベールチーズの硬くてしっかりした表面と比べて、ふわっとした真っ白な白カビに包まれているのが、「生っぽい」という印象です。中身も白っぽく、白カビに近い部分がすこしトロッとしています。
真っ白なカビが表面を包んでいるので最初はちょっとドキッとしますが、お味の方は、ミルク感が強く、においも控えめでチーズ初心者でも抵抗なく食べられそうです。原料は生乳と塩だけですが、塩味はそこまで強くありません。
口に入れた第一印象は「フレッシュ」！ さわやかな酸味がクセになりそうです。
真っ白なカビが表面を包んでいるので最初はちょっとドキッとしますが、お味の方は、ミルク感が強く、においも控えめでチーズ初心者でも抵抗なく食べられそうです。原料は生乳と塩だけですが、塩味はそこまで強くありません。
口に入れた第一印象は「フレッシュ」！ さわやかな酸味がクセになりそうです。
食べ方としては、そのまま食べるのがおすすめ。少し温めて溶けたチーズをパンに合わせるのも相性抜群！そこにはちみつを加えると、さらにチーズの味が引き立ちます。
届いて一ヶ月経った「生カマンベールチーズ」を実食！
2023年1月11日（水）
前回、チーズを切った断面にはうっすらと白くてふわっと膜が貼っていて、白カビによる熟成の進行具合が伺えます。その膜をナイフで切り落とすと、クリーム色でとろっとしたチーズが現れます。見た目からもうクリーミーでおいしそうです。
そのまま食べると1度目に試食したときよりもチーズ特有のクセのある匂いが強くなっていて、これぞカマンベール！という感じのチーズ好きにはたまらない美味しさに。
そのまま食べると1度目に試食したときよりもチーズ特有のクセのある匂いが強くなっていて、これぞカマンベール！という感じのチーズ好きにはたまらない美味しさに。
さらにバゲットにチーズをのせてオーブンにイン！ とろ〜りとチーズが溶けはじめたら取り出し、はちみつをかけると…控え目にいって「美味しすぎる！」。ぜひぜひ試してほしい食べ方です。
結論：どちらもおいしい
できたてと熟成が進んだ「生カマンベールチーズ」を食べ比べた結論としては、好みもあるけど、どちらもおいしい！
熟成のタイミングによって違った味を楽しめるのはもちろん、白カビによって熟成が進む様子を一ヶ月間見守ることで、なぜだか最終的には「生カマンベールチーズ」に愛着のようなものが湧いてきて、食べる時の感慨もひとしおでした。
チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」で熟成度合いによって変化する味と「チーズを育てる楽しみ」をぜひ味わってみてください。
熟成のタイミングによって違った味を楽しめるのはもちろん、白カビによって熟成が進む様子を一ヶ月間見守ることで、なぜだか最終的には「生カマンベールチーズ」に愛着のようなものが湧いてきて、食べる時の感慨もひとしおでした。
チーズ工房1103の「生カマンベールチーズ」で熟成度合いによって変化する味と「チーズを育てる楽しみ」をぜひ味わってみてください。
今回取材に協力してくれた生産者さん
チーズ工房1103（北海道沙流郡日高町）
北海道日高町にある小さな小さなチーズ工房です。
主人が経営する俱里夢牧場（クリーム牧場）の搾りたての生乳を使用し一つ一つ丁寧に作りあげ、美味しさをぎゅっと詰め込みました。
一口食べて『お口の中がほっこり幸せになるチーズ』をお届けします。
生カマンベールチーズ 130ｇ
¥972（税込 送料別）
チーズ工房1103のチーズ6種セット
¥3,974（税込 送料別）
