岩手県 宮古市
Village Farm新里
岩手県農業大学校を卒業後、滋賀県の園芸専門学校で栽培技術を学んだのち、22歳のときに地元・宮古市に戻り野菜づくりを始めました。
2016年からは、休耕地だった2ヘクタールの農地を借り受け、家族で野菜をつくっています。主な生産品は、ブロッコリー、トマト、玉ねぎ、人参、花。年間を通してさまざまな野菜を生産していますが、秋~冬の時期は旬のブロッコリーや人参を収穫し、全国の皆さまにお届けしています。
岩手県農業大学校を卒業後、滋賀県の園芸専門学校で栽培技術を学んだのち、22歳のときに地元・宮古市に戻り野菜づくりを始めました。
2016年からは、休耕地だった2ヘクタールの農地を借り受け、家族で野菜をつくっています。主な生産品は、ブロッコリー、トマト、玉ねぎ、人参、花。年間を通してさまざまな野菜を生産していますが、秋~冬の時期は旬のブロッコリーや人参を収穫し、全国の皆さまにお届けしています。
宮古市は漁業の盛んな街として知られていますが、Village Farm新里がある刈谷地区は宮古市から車で30分ほどの内陸に位置していて、農業が盛んなエリア。刈谷地区は昼と夜の寒暖差がとても激しく、それが野菜のうまみを倍増させるので、農業にはとても適した土地なんです。
宮古市では平成14年からブロッコリーの栽培が始まり、現在は県内最大のブロッコリー産地になりました。ブロッコリーは春と秋~冬に収穫しますが、春のブロッコリーは暑さによって変形しやすいので、ひと月ほどしか収穫できません。秋~冬のほうが安定した品質が保てるため、10月から12月にかけては美味しい旬のブロッコリーをお届けすることができます。
野菜づくりを行ううえで最も大切にしているのは、「食材を生産していることに責任を持つこと」です。口に入るものをつくっているからこそ、何よりも安心して食べていただけることに気を配っています。2019年には、食の安全や労働環境、環境保全の世界基準をクリアするGGAP(グローバルギャップ)の認証を取得しました。
そして、本当に美味しくて見た目も美しいA級の野菜づくりにもこだわっています。一度うちの野菜を食べていただくと、またオーダーされるリピーターさんも多いんですよ。今、畑には3500株ほどのブロッコリーがすくすくと育っています。毎日手作業で収穫し、箱詰め、納品まで家族で行っています。
秋~冬にお届けしているのは、ブロッコリーや人参です。どちらもさまざまな料理に使える野菜ですが、まずはサラダで素材本来の美味しさを味わっていただきたいですね。ブロッコリーならさっとゆでるか蒸して。人参なら生で。
あとはそれぞれのお好みで、炒め物やシチュー、スープ、グラタン、鍋など、いろいろなメニューで旬の野菜の美味しさを楽しんでいただけたらと思っています。野菜が苦手だった方から、「Village Farm新里の野菜を食べてからは、野菜が大好きになりました」という、とても嬉しいご感想もいただいています。
高校時代までは農業にまったく興味がなかった私ですが、農業大学校で学び、さらに園芸専門学校で農作物づくりへの大きな志を持つ全国の仲間と知り合ったことで、農業への挑戦を心に決めました。
宮古市で農業に携わる若者はまだまだ少ないのですが、農業はやってみると本当に奥が深くてやりがいがあります。今後はこれまで以上に空いている農地を活用しながら美味しい野菜を生産し、全国の皆様にVillage Farm新里の野菜をお届けしていきたいですね。そしてたくさんのお客様にその美味しさを認めていただくことが私の大きな目標です。