奈良県 吉野郡下市町

株式会社吉田屋

創業明治15年。
当時、吉田屋の発祥の町「下市」は大峰山へ登る修験者の為の宿場町でした。
交通がまだ発達しておらず、下市口駅で降り立った修験者達は、宿場にかかる千石橋を渡り、約十里(四十キロメートル)の道を大峰山まで歩いたと言われています。
下山してきた修験者たちの精進揚げと宿泊の場となる下市にて「吉田屋」は、山上参りの山伏達のために、土産物として葛や乾物、菓子等を製造し、下市の旅籠(各旅館)に売りにいったのがその始まりです。

わたしたちの紹介

昔からなじみの深い吉野葛。

吉野葛は、私達の菓子作りの原点です。
『吉田屋』の起源は明治15年、奈良県の吉野にある下市町に開いた小さな和菓子屋から始まりました。
それから百有余年の間、和菓子の技術を生かし、奈良の特産物である「吉野葛」を使用した葛餅、葛菓子、葛せんべい、葛飴など、さまざまな葛菓子の製造に携わってきました。

吉野葛は、私達の原点。
吉野葛は料理の主役ではありませんが、美味しさを引き立ててくれる大切な存在であるように、私達は素材の持ち味を引き出す菓子作りを大切に考えております。

葛粉は、葛というマメ科の植物の根から作られます。
掘り出した葛の根の繊維を機械で潰した後、不純物を取り除くために、冷水を加えながら数回にわたり「寒晒し」という精製作業を繰り返します。
最後は、寒風で乾燥させて完成。
ここまでざっと約2ヶ月という長い時間をかけて作られます。

まごころ込めて作られる葛餅・葛湯

吉田屋独自の製法で作られる『葛餅』。
葛餅は、葛粉を水で溶かす前に、とおし(ふるい)にかけて、小さな粒玉も逃さず、一粒ずつ丁寧に手作業でつぶすことで、舌触りの良い、なめらかな食感に仕上がるようにしております。
それがだまがでないように丁寧に他の原料と混ぜ合わせ、丹念に練り上げております。

秋・冬場人気の体温まる『葛湯』は、60年間変わらぬ製法で作り続けております「プレーン」、「生姜」、「小豆」、「抹茶」味が御座います。
その他フルーツやお野菜を使用した本くずゆや大和当帰葉などの薬草を使用した葛湯など約40種類以上あり皆様にとても喜ばれております。
とろりなめらかな葛湯をお楽しみ頂けます。

先代が何度も試行錯誤し、炊き上げた葛ごまどうふ

吉野葛と胡麻だけを使った「葛ごまどうふ」は、先代が何度も何度も試行錯誤し、炊きあげる際の温度や練り上げる回数など、お客様に美味しい葛ごまどうふを召し上がって頂きたいという思いで作ったこだわりの逸品です。
少しでも炊き上げる時間や練りが少ないと美味しくなく、なめらかさがでなかったりする繊細な葛ごまどうふです。
葛ごまどうふは、「わさび醤油」や「なめみそ」をつけても美味しいですし、お鍋にいれてさっとポン酢に生姜、刻みネギを添えて頂いても美味しく召し上がって頂けます。

創業明治15年からの心と技 まごころ込めた味をお届け。

創業明治15年からの心と技 まごころ込めた味を作り出すが吉田屋の心です。
吉田屋は、130年以上もの間葛を使った葛菓を作り続けております。
昔から受け継がれてきた”葛”の持つ力強さ、美味しさ、優しさを若い世代の人達にもっと気軽に実感して欲しいと2010年に奈良の本葛、植物性素材を生かした老舗ブランド『ゆるり』が誕生しました。

卵や牛乳、バターなど動物性のものや添加物は極力使用せず、体を温めてくれる「本葛」や地元農家さんのフルーツや国産野菜等できるだけシンプルな素材にこだわった「体に優しいほっとする葛菓子」。
次の世代へと繋がるようにこれからも作り続けたいと思います。

昔ながらの独自の製法で作られる葛餅や葛菓子、葛湯、葛ごまどうふ、新しい味わいの焼菓子や葛湯など皆様が笑顔になるそんな葛菓子をたくさんの方に召し上がって頂きたいです。

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