宮城県 石巻市和渕字清水

田伝むし

『子供たちに安心して食べさせられるお米を作ろう。』
私たちはそんな思いから、土の力と太陽の恵み、稲の生命力を生かし、自然の営みに合わせた無農薬栽培に取り組んでいます。
いつも生き物でにぎわい、微生物が働く生きた土で生まれる稲を、我が子のように見守りながら育てています。

わたしたちの紹介

農薬不使用

田伝むしではすべての圃場で農薬・化学肥料を使わないお米つくりをしています。
(特別栽培米・ピロール農法米・生体エネルギー農法米、すべて農薬・化学肥料を使わずに栽培しています)
農薬と化学肥料を使わない水稲栽培は、株式会社田伝むしを設立する以前の1987年からスタートし、すべての圃場で10年以上継続して行われております。

農薬を使わないお米つくりでは、除草が一番過酷な作業となります。
気温が高くなる6・7月の2か月の間、一日中草取りに追われる年もありました。
肉体的にも精神的にも大変なこともありますが、やり遂げた時の達成感、お米ができる喜び、収穫の秋を迎えた時の嬉しさ、そういったものを感じて仕事ができることは幸せなことです。

自然の摂理に則った生産を行うこと、安心して食べてもらえるお米を作ること、食べた人が元気になるようなお米を作ること、そういったことを心がけてお米つくりをしています。

ササニシキだけ

農園がある宮城県石巻市のササニシキ生産量は日本一を誇ります。
しかし、冷害が続いた昭和50年代後半以降、さらには平成に入ってから、冷害や台風の被害により生産者が激減してしまいました。
それに伴い、ササニシキは今では市場にあまり出回らない品種となってしまいました。

暑さや寒さ、そして病気に弱く、手間のかかる品種とササニシキは言われますが、肥料を多く必要としないという長所もあるお米です。
あっさりとした食感と程よい甘さ、主食でありながらおかずを引き立たせる存在感、胃腸や体にやさしいなどの理由から「ササニシキなら胃もたれせず美味しく食べられる」と言うお客様もいらっしゃいます。
続けていく意味があると思っております。

北上川の風土が育てた希少米 石巻のササニシキ

沖積平野を一級河川の新・旧北上川と鳴瀬川が流れる県内有数の穀倉地帯・石巻市。
良質な「ひとめぼれ」「ササニシキ」の産地として知られ、特にササニシキは日本一の生産量を誇ります。
田伝むしの田んぼがある桃生・河南地域は農家の4割がササニシキを生産し続けてきたササニシキの里。
海からの風と北上川の恩恵を受けた気候風土が栽培に適しています。
かつては西の横綱コシヒカリと並んで東の横綱と呼ばれたササニシキですが、一般に育て方が難しく、冷害が続いた昭和50年代後半以降、さらに平成に入って冷害や台風の被害により生産者が激減。

あっさりとほどよい甘みで冷めても美味しいササニシキは、特に寿司飯として人気ですが希少性の高い品種になりました。
石巻でササニシキが愛され続けてきたのは、三陸の海の幸が豊富な食卓との相性がいいことも理由かもしれません。

代表ご挨拶

私の両親が農薬や化学肥料を使わずにササニシキを作り始めたのは1987年。
当時、当たり前に使っていた農薬が生態系を壊し、自然の循環を断ち切ることを知ったことがきっかけです。
草取りに苦労しながらも黄金色にかがやく稲穂に心から喜びを感じる。
そんな両親を見て農業に夢を抱き、2005年に家業を継ぎました。
無農薬で育てるササニシキを生産・販売させていただいておりますが、ファンになってくれた方が、作業を手伝ってくれることがあります。
みんなで楽しく作業すると田んぼも喜んでいるように思えてきます。
効率重視の時代ですが、それだけに人が手をかける米作りに価値があると思っています。自然の恩恵に感謝しながら、手間暇かけて土や稲の力を引き出す。
田んぼから教えられた大切なことをササニシキ作りを通して伝えていきたい。「田伝むし」の名前にはそんな思いが込められています。

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