愛知県 岡崎市福岡町字大唐田
(有)青山商店
(有)青山商店は昭和40年から食品製造副産物を中心に、人が利用しない、人が利用出来ない未利用資源を飼料や肥料として扱ってきた会社です。
創業以来「もったいない」をなくしたいという思いで、全国の未利用資源を飼料や肥料として販売しています。
そなんな飼料会社が令和2年より釧路市にある榛澤牧場と共に現在よりもより環境に配慮した畜産をしたいという想いから有機畜産にチャレンジすることになりました。
その中でもより飼料にこだわったオーガニックビーフを生産し「釧路生まれ、釧路育ちのオーガニックビーフ」というブランドを立ち上げ生産と販売に乗り出しました。
わたしたちの紹介
人が食べない“ごちそう”を餌に
私たちが育てているのはアンガス牛という、スコットランドに起源を持つ肉牛品種。
世界的に人気があり、放牧でよく育つ品種として各国で生産されています。
日本でもアンガス牛はアメリカやオーストラリアなどからの輸入牛肉としてよく食べられていますが、意外なことに日本で育てられるアンガス牛は、肉用牛の1%以下。
オーガニックビーフに与える飼料はもちろんオーガニックでなければなりません。
そこで私たちは、日本でオーガニック食品を製造する素晴らしい企業さんから製造時に発生する副産物を分けていただき、牛に食べてもらうことにしたのです。
つまり、牛たちはオーガニック食品を食べて育っているということ。
この日本に、オーガニック食品だけを毎日食べている方はそういないでしょう。
釧路生まれ、釧路育ちのオーガニックビーフは、とてつもない“ごちそう”を食べているのです。
その飼料を使って飼料のプロである私たち青山商店が、餌のブレンドと設計を綿密に組み立てているのです。
主なオーガニック飼料:有機おから、有機醤油粕、有機ふすま、有機小麦粉、オーガニックナッツ、オーガニックドライフルーツetc
オーガニックビーフの味わい
オーガニックビーフの特徴は、なんといってもうま味の強い赤身肉と、口溶けがよく、パンチはあるが上品という脂の味わいが共存していること。
赤身肉というと、どうしてもストイックな味わいだと思う方もいるでしょうが、釧路生まれ、釧路育ちのオーガニックビーフは未利用資源の飼料によっておいしい脂も蓄えられます。
その味わいを確認するため、サンプルを食べていただいた何人かの料理人に例外なく「これはおいしい!」「味わいのあるクリアな赤身肉に、ほどよく脂の美味しさも乗っている」と評価していただきました。
SDGsへの貢献
わたしたちの釧路生まれ、釧路育ちのオーガニックビーフはまだまだ小さな規模ですが、SDGs(持続的な開発目標)にも貢献していると自負しています。
もともとオーガニック農業&畜産自体が、SDGsと親和性の高いものです。
それに加えて、わたしたちが取り組む国内の未利用資源の飼料への利用は、資源の有効活用やフードロスの削減などに役立つものと考えています。
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