岐阜県 加茂郡白川町水戸野

健康農園

白川の地でお茶を栽培として始めたのは今から70年ほど前で、3代にわたりお茶を生産しております。この地は「深山幽谷にして朝夕川霧多く、空気は常に湿気を含み、表土能く乾燥する」と表されるように、気候風土がお茶の栽培に適しています。そのような岐阜県の山の中でおいしい空気と清流の中で白川茶をメインに農産物を生産しております。
その時々の気持ちに『ちょうどいいお茶』ということで、日常をほんのちょびっとだけ豊かにするお茶の楽しみ方をお届けしたいと思っております。

わたしたちの紹介

シングルオリジンへのこだわり

シングルオリジンとは、ひとつ品種の茶葉でつくられたお茶です。

一般的に出回っているお茶のほとんどは、色々な品種や産地などブレンドされ販売されています。それは、毎年販売価格帯ごとに同じ味になるよう色々な茶葉を組み合わせ工夫しながら作られています。

しかし、天候は毎年変化しておりますので、お茶にも年柄、品種ごとに個性があり、特徴があります。
シングルオリジンはその時、その場所でできた一期一会のお茶です。昨年と全く同じ味をつくることはできません。でもそれが面白い、魅力である。そういった意味ではワインに近いかもしれません。
 ・そんな茶葉の個性を楽しんでもらうために私たちはシングルオリジンにこだわっています。

良いお茶を作るための土作り

お茶本来の生命力を大切にするためにも、有機肥料を主体に適切な量の肥料を土に入れ、茶の木が元気になるように管理しております。
また、改植を定期的に行ったことによりお茶の品質も良くなっております。お茶も老朽化とともに肥料の吸収が悪くなってきたり、病気に弱くなっていきます。
当農園では過去10年間ですべてのお茶の木を新しくしました。
やぶきた以外の品種もお茶個性を幅広く知ってもらうために必要と思い、他の品種を植えました。
植え替えてお茶の木の勢いもよくなり品質も上がっております。

減農薬による農法

岐阜クリーン農業(※)に沿って農薬を極力使用しないよう心掛けております。

「※有機物などを有効に活用した土づくり並びに環境への負荷の大きい化学肥料、化学合成農薬等の効率的な使用と節減を基本とし、生産性と調和できる幅広く実践可能な環境にやさしい農業です」

このような農薬を減らした茶園ではカマキリや蜘蛛が害虫を駆除しています。最近はほとんど農薬を使用しておりませんが、お茶の木にとって致命的なダメージを与えかねない害虫の発生があった場合や発生する可能性がある場合は、適切に農薬を処置をするようにしております。
人間も体調を崩したとき、薬を使ったほうが回復がよくなりますから。
お茶にも土にも作業する人間にとっても健康であり続けることが大切だと思います。

白川茶を次世代につなぐために

健康農園でお茶を栽培したのは200年以上前からだといわれております。
ただしその頃のお茶は畑の端に細々とあった程度で機械化も進んでいない時代なので、家で飲むお茶の分だけ収穫していたようです。
それから時間がたち、今から70年ほど前にお茶を生産するという目的で栽培するようになりました。
その当時、静岡から来た方に「このあたりのお茶は香りがありとても良い」といわれて栽培が広まったと聞いております。白川茶が香りあるお茶であるので静岡の茶商の方にも出荷されております。
白川茶の栽培されているところは山間地で急傾斜地が多く栽培面積が小さいため、生産量は日本全体の1%にも満たない希少なお茶です。そんな白川茶ですが、年々高齢化とともに生産量は減ってきております。
お茶というのは地域の文化の一つでもありますので、後世に残していかなければと思い、お茶の楽しみ方を広げれるお茶づくりを目指しています。

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