清流の国、岐阜に於いて長良川と木曽川に挟まれた水資源豊富な岐南町の地で「きくらげ栽培」に挑戦しています。キクラゲは古来より「体に良いもの」として知られていましたが、多くは中国をはじめ海外からの輸入品で乾燥品の保存食として市場に出回ってます。しかしながら自分で栽培してみると、キクラゲの最も美味しい食べ方は、乾燥ではなく、「生きくらげ」であることに気が付きました。この美味しさを多くの人に分かっていただくためには、生鮮食のため年間通しての「通年栽培」が必要不可欠と考え、夏でも冬でも常に新鮮な「きくらげ」が採れるよう温度管理された「栽培ハウス」を作りました。栽培して見ると管理点が温度だけでなく、湿度の管理も二酸化炭素濃度も管理しなければならないと。次々と管理点が増え、均一な「生きくらげ」を作るためには今も勉強の繰り返しです。