新潟県 阿賀野市大室

平飼い地鶏専門店 五頭山麓ひよころ鶏園

妥協せずに鶏と向き合い、自分が食べたいと思える安全なものを届けたい」という想いの原点から、日々鶏卵やシャポンの飼育に励んでおります。
特に、私自身も食物アレルギーの影響で動物性のものが食べられなくなってしまいました。
だからこそ消費者の目線からも、「口に入れるものにはとにかくこだわりを持って、まずは自分が食べられるものをつくりたい」と考えております。
例えば、飼料には一切人工添加物や抗生物質を使用せずに、新潟の地元で生産されるお米を中心とした自己調合の飼料を与えています。
こだわりを通してより安心して味わっていただくための工夫を今後も続けていきたいです。

わたしたちの紹介

無添加の餌づくりと、のびのびとした平飼い、放し飼い環境で育てています

生産者自身食物アレルギーがある為、完全配合飼料や添加物・抗生物質などは使用せず初生雛より自家農場で地元阿賀野市産の米を中心に厳選した原料20種類ほどを、毎朝夕と品種や生育ステージに合わせ配合を行い給与しています。

採卵から肉に移行する期間は特に集中して玄米等を炊いたご飯を給与する事で肥育を行い、肉としての利用価値を高めております。

飼料の90%以上に国産原料を使用し、輸入飼料の大半は乾草となります。
また、乳牛飼料の技術を応用したサイレージ(※家畜用飼料の一種で、飼料作物をサイロなどで発酵させたもので一般には、青刈りした牧草を発酵させたもの)を作る副資材として、大麦など輸入飼料を若干使用しています。

飼養環境は無積雪期は放し飼いを主に行い、積雪期は平飼いが基本となります。
現在は飼養羽数の増加に重きを置いて飼育している為、放飼場が狭いですが、今後約20,000㎡の未利用山地を利用して徐々に完全放し飼い自然卵の生産を地鶏・軍鶏・烏骨鶏で始めていく予定です。
また、雄鶏を5~10%混えて飼育する為、有精卵となります。

日本食に合う日本ならではの”シャポン”の生産を目指しています

ここ新潟の中山間地の山林で育んだ、新潟らしい、日本らしい日本食にも合う『シャポン』と、ブロイラーとは異なり硬いけれど旨味もある地鶏や軍鶏の味を多くの方に知って頂いて、柔らかいだけが「美味しい」ではない事を次の世代に伝えていきたいと考えております。

シャポンとは

肉用の牛や豚では雄の去勢は必須工程ですが、鶏は睾丸が体内(膵臓下部)にあるため技術的に難しく日本ではブロイラーが食鳥の大半な事もあり、現在のところシャポンの生産農場は数件(1・2件)しかありません。
フランスやスペインなど西洋では冬季に多く出荷されクリスマスを中心とした冬の特別な鶏肉として定着しており、特にフランスのブレス地方で生産されるシャポンは最高品質といわれています。
当園では2015年から去勢技術の習得を開始し試行錯誤して現在ようやく商用として使用できる水準になりました。
西欧の去勢鶏はブレスのシャポンを筆頭に様々な価格帯の物が玉石混合して存在しています。
しかし中には去勢鶏?というものも多数存在しております。
『シャポン』イコール『去勢鶏』とすると、ブロイラーの血を含む鶏を去勢してシャポンという事も可能になります。
日本ではまだ『シャポン』は曖昧な存在でありますが、本当のシャポンは肉質も香りも脂ののりも通常の鶏とは別物になります。
その本当のシャポンは前述したブレスのシャポンのように、環境と人の手で作られた伝統が融合した容易に得難いもの、と考えています。

株式会社 ひよころ鶏園

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